2015年6月20日土曜日

「串カツ&ビール・ヨガ」

「串カツ&ビール・ヨガ」

インド系だと、紀元前からのウンチクがエベレスト級に山盛りあるので、ところかまわず飲み屋でもスピリチャルなウンチク語るというのがある。

「串カツ&ビール・ヨガ」と呼ばれている。

しかし、、

「串カツ&ビール・ヨガ」の人は、よく「ブッダ」とか「空」とか、ところかまわず飲み屋でも語るので、「中論」を必死に読んでみた結果、飲み屋で語るネタではないという事だけは分かった。

「串カツ&ビール・ヨガ」の人は、音楽も「神々の」とか「神秘の」とか、ところかまわず飲み屋でも語るので、伝承7代目で最前線で世界的に活躍してるシタールの師匠に弟子入りしてみた結果、そんなことより練習あるのみとだけは分かった。

もうそんな「串カツ&ビール・ヨガ」ではなくて、シンプルに良い環境で良い演奏をしようという呼びかけを熱く語る指原君とのライブあります。

個人的に、飲み屋では陰謀論を話すようにしてます。

【日時】7/4(土) 14:00 open / 14:30 start

【会場】gallery園
    東京都文京区大塚5-36-2
http://7thwave.info/gallery-en/   

【出演】ヨシダダイキチ (シタール) / 指原一登 (タブラ)

【料金】3,000円(1ドリンク+ 季節のお茶うけ付き)限定20名

【予約】当イベントページへ書き込んで頂くか、或は以下までメールをおおくり下さい。
   heatbeatmusic.mail@gmail.com

【企画】HEAT bEAT MUSIC

ーーーーー

【出演者プロフィール】

◆ ヨシダダイキチ:http://www.yoshidadaikiti.net/

200年近くに渡りシタールの可能性を探求しているイムダッド派の7代目ウスタッド・シュジャート・カーンの弟子。YOSHIMI(ボアダムス/ooioo)、U-zhaanとのユニット「SAICOBABA」、様々なアジア楽器のポリリズムと歌唱法を取り入れた「AlayaVijana」、シタール5~30台を使ったユニット「sitaar-tah」などで国内外のレーベルより多数のアルバムをリリース。また、「ファティマとセミラ」「テュリ」をUAに楽曲提供、プロデュース。インド楽器、バリ・ガムランなど多彩なアジア音楽でアレンジした、奄美民謡の朝崎郁恵のアルバム「はまさき」をプロデュース。フジ・ロック・フェスティバル他、多数のフェスティバルやTV、ラジオ番組への出演。シタールやインド音楽に関する本「シタールのほん」執筆。他、民謡~ポップス~現代アートなどインド古典音楽に留まらずボーダレスに活躍。


◆指原一登 :http://kazootbeat.blog47.fc2.com/

タブラを、巨匠 Pt.Anindo Chatterjee、Sri.Anubrata Chatterjee、及びU-zhaan氏に師事。常に革新と再生を繰り返しながら生まれ変わり広まって来たインド古典音楽。「今ここで生まれる音楽」として、即興で作り上げられて行くその音楽の無限の可能性に惚れ込み、自身のメインフィールドとして活動している。Mohsin Ali Khan, Sanjukta Sinhala, Birju Devda, Steve Oda, ヨシダダイキチほか、国内外で活躍する演奏家・舞踊家・アーティストと多数共演。海外公演など、国内に留まらない精力的な演奏活動を展開中。
よみうりカルチャー講師として、荻窪・柏・大宮、各教室でタブラ講座を開講。
HEAT bEAT MUSIC 主宰。

2015年6月9日火曜日

インド人にとってビートルズとか全然関係なくて、インド人が好きなのはダイアー・ストレイツ

「インド人にとってビートルズとか全然関係なくて、インド人が好きなのはダイアー・ストレイツ」

インド音楽のライブだと、よく団塊世代の洋楽好きな人から、

「ビートルズの事はどう思うか」

と聞かれる。

今は、モーシン・アリ・カーンと回ってるが、今回も聞かれた。

モーシンさん29歳なんで、完全にビートルズなんて知らない。

「え?」

が答え。

その昔、インドに西洋からヒッピーな若者が沢山押し寄せ、勝手にインドの宗教や哲学を語り、ドラッグやって、フリーセックスして、、、とか、生まれる前の話。

インド人のオッサン達も、別にビートルズとか知らない。

ミュージシャンは、ラヴィ・シャンカール師匠が、ビートルズとかとインド音楽を西洋に広く伝えたので、知ってるが、曲とか興味ない。

ビートルズも、単にドラッグ的な未知の刺激をロックとかに入れたかったみたいな感じもある。

大衆音楽のバラエティーは広がったが、その曲を聴いて何十年も瞑想をしているチベット僧侶とかヨガ仙人と同じ意識レベルになる訳ではないし、高い意識レベルを獲得するためにビートルズのインド風ポップスを聴く訳ではない。

ビートルズと西洋にインド音楽を広めたラヴィ・シャンカール師匠でさえ、演奏中に、酒、タバコ、ドラッグ、セックス三昧な客に激怒して、インドに引きこもってた時期もある。

ジョンレノンが、嘘つきで有名だったヒッピーのガセネタを信じて、自分達が学んでいたヨガ仙人を世界レベルの極悪人にもした。

まぁ、善悪ではく、西洋の若者のクレイジーな時代。

で、

インド人のオッサン達は、なぜか、みんな、ダイアー・ストレイツが好き。

マーク・ノップラーのギターが大好き。

これは、

インド四千年の、どんな謎よりも謎。

何も食べずに、空気と太陽の光だけで100歳とか生きていけるヨガ仙人より謎。

いかに古代インド人が「0」という数を見つけたかより謎。

神のお告げによって、数々の数式を書き残した数学者ラマヌジャンより謎。

なので、

今度、来日したインド人ミュージシャンに質問する時は、「ビートルズどう思うか?」より「ダイアー・ストレイツどう思うか?」の方が話は盛り上がります。

http://mohsinalikhan-japantour.jimdo.com/全公演日程/



2015年6月5日金曜日

「それ、はよゆえやぁぁぁ!」


FacebookとかLnkedInとかやってると、友人がインド人ばっかりになる。。

で、、

友人申請okすると、さっそく山盛りメールで濃い営業をかけてくる、、

かなり荘厳に装飾した英語で書かれた山盛りのプロフィール送って来て、
自分のyoutube山盛り送ってきて、「日本でブッキングしてくれ」、、、、

当然、断る。

そういうの頻繁にくる。。

で、、

今回、そんな感じで繋がったモーシン・アリ・カーン、、、

ちゃんとフェスとかで活躍してるし、あんまりプロフィールも盛ってない。
youtubeのライブ映像見ても、上手いし、上品。。。。

インド人によくありがちな「全部お世話してぇ〜〜〜」もなく、
自分で、チケット買って、自分で来るという、、

「僕はあんまり有名じゃないから、日本に行けるだけでうれしい」
みたいな謙虚さもある。

上手いし、上品だし、自分で行動するし、謙虚なので、
ブッキングしてみた。

※まあ、29歳男前なので、キメッキメッ自分撮り写真は
山盛りfacebookに上げてるが、、(画像下)

それで、、

結構前に、本人情報があまりないので、こっちから色々質問送ってインタビューしたのだが、、全然、回答を送ってこなくて、来日する前日に送ってきた。(ちょっと怒った)

それ読むと、、

ウスタッド・アブドゥール・カリム・カーンとウスタッド・アブドゥール・ワーヒッド・カーンが、「大叔父」と書かれている。。


ん????

ウスタッド・アブドゥール・カリム・カーンとウスタッド・アブドゥール・ワーヒッド・カーンというのは有名な歌手で、モーシンさんも属するキラナ流派の中興の祖。。

この2人が起こした技術や形式の革新は、今や、流派を超え、どの流派でも使うし、シタールなどの器楽にも大きな影響を与えている、、いわば、現代インド音楽の祖でもある。

え????

キラナ流派というインドで一番大きい流派で、今や一族以外にも沢山有名な演奏家はいる。

む????

と思いながらも、昨日来日して、さっそく浅草観光などしながら、いろいろ話してると、、

「そうそう、、それマイ ファミリー、、」
「ヨシダの先生の師匠とマイ ファミリーはとても仲良いよ、、」

とかいう、、

で、、

この家系、、みんな「アブドゥール」という名前が付いてて、、

「モーシンさんも、本名、アブドゥール・モーシン・カーンなん??」

て聞くと、、

「そう、、でも、僕の世代から、”アブドゥール”なくなった、ハハハー」

とかいう、、

。。。。。。。。。。。。

世界的に、民俗音楽としてはメジャーなインド音楽でも、日本ではマイナーなインド音楽、、、結構、こっちもいろいろあの手この手、荘厳に盛って宣伝しないと客集まらないんやで、、、

個人的には絶対言いたくない「悠久の」「神秘の」「神々の」とか、「インド音楽のヒーリングで病気が治る」とか、、歴代そんなインチキ霊媒師のようなキャッチフレーズまであるんやで、、、、

詐欺、犯罪ギリギリまで、言葉やイメージを盛りに盛ってまで、、
人を集めてるコスプレぼったくりバーみたいな日本のインド音楽界なんやで、、、

そんな、超スペシャルなネタあるんやったら、


「それ、はよゆえやぁぁぁ!」



、、、、とっ

昨日の浅草観光中、、、、心の中で絶叫してました。

ともあれ、、

家柄とか関係なく、、結構、ほんと、上手いし、上品でかつパワフルな歌声、、、

明日から始まります。。待ってます!!!

ーーーーーーー
「モーシン・アリ・カーン来日公演2016

<レクチャー>
3
22() 代々木:ミューズモード音楽院 本館
<ワークショップ>
4
02() 大塚:マスミ東京(スペースMURO)
<ライブ>
3
23() 代々木:ミューズモード音楽院 本館
3
26() 四谷:曹洞宗 萬亀山 東長寺
3
27() 大磯:エピナール
4
02() 大塚:マスミ東京(スペースMURO)
4
03() 幡ヶ谷:jicca (カレー&スパイス伝道師・渡辺玲氏による本格インド料理付き限定イベント)
<グループ&個人レッスン>
324,25,28,29,31日 401

モーシン・アリ・カーン プロフィール
https://www.youtube.com/watch?v=JUAPEHFGkSQ

昨年のライブ
オフィシャルサイト:
FBページ:




おまけ


2015年6月3日水曜日

モーシン・アリ・カーン インタビュー

モーシン・アリ・カーン インタビュー

Q1:いつからインド声楽の勉強を始めたのですか?

モーシン:8歳の時に、サロード奏者の父ウスタッド・アブドゥール・サミ・カーンに学び始め、その後すぐ父の勧めで有名な声楽家であり叔父であるウスタッド・アミール・アーメッド・カーンの元で、本格的に声楽を学びました。

また家でよく練習していた父と叔父の音楽を毎日のように聴いていたのもあり、自然に自分なりに研究するようになり、この音楽をもっと豊かにしていきたいと思うようになりました。

Q2:インド声楽は、どのように学んでいくのですか?

モーシン:最初は、インド音楽のドレミにあたるサレガマパダニサを何回も歌います。そして作曲されたメロディを覚え、少しずつ装飾していきます。その行程を徐々にステップアップしながら、何百〜何千回と繰り返し繊細で多彩な音楽を生み出していきます。すごく忍耐が必要な訓練なので、先生は「毎日の練習を絶対止めるな。一生をかけて懸命に練習しろ」とよく僕に言いました。

Q3:伝統音楽は口伝えで教えてもらうのですか?

本格的には口伝で教わります。最近は、学校などで教科書を使って教える事も増えていますが、授業が終われば、みなさんすっかり忘れてしまうようです。

Q4:伝承されてる音楽を学び、また教える場合、どういう事に気をつけていますか?

モーシン:伝統的な師匠と弟子の関係は、とても繊細であり且つとても強いんです。私たちのキラナ流派は200年以上も続く伝承があり、沢山の偉大な演奏家達によって創られたメロディや演奏形式、美しい即興性を大切に学び伝えなければいけません。

例えば、祖父のウスタッド・アブドゥール・ガフォール・カン、大叔父であるウスタッド・アブドゥール・ワヒード・カーン、ウスタッド・アブドゥール・カリム・カーン、母方の祖父ウスタッド・アブドゥール・バシール・カーン、ウスタッド・アブドゥール・ガニ・カーン、、僕の家系以外の同じキラナ流派では、パンディット・ビンセンジョーシ、パンディット・サワイ・ガンダルバ等々、数え上げれば切りがありませんが、そういった多くの卓越した演奏家によって創られ洗練し伝承されています。

Q5:そういった伝承の中で、モーシンさん自身は現代の音楽家として、どのような表現を志していますか?

モーシン:インド伝承音楽は即興性を最も重んじる音楽です。伝承自体も幾多の時代の様々な要素を取り入れながら発展してきました。僕自身も様々な可能性を探求し自身の即興演奏に取り入れています。

Q6:インド伝承音楽は、1960年代からパンディット・ラヴィ・シャンカールなどの活躍で世界中に広まり、ビートルズなどのロックやポップス、ジョン・コルトレーンやジョン・マクラフリンなどのジャズ、さらにテクノミュージック、ダンスミュージックまで大きな影響を与えました。近年はインド人演奏家も積極的に、ロックやポップス、ジャズ、テクノ等の音楽とコラボレーションしています。そういった現代の広がりを踏まえ、モーシンさんは、これからのインド伝承音楽は、どうなっていくと思っていますか?

モーシン:インド伝承音楽は、すでに何千年に渡って様々な要素を取り入れながら伝承されています。これからの新しい時代への伝承を語るのであれば、僕は自信をもって「そういう流れさえも、どんどん取り込んで進んでいくべきだ」と思っています。多様な優れた音楽家達によって、インド伝承音楽は次のレベルに進んでいきます。

僕自身も世界各地で演奏しますし、ヨーロッパ、ロシア、ブラジルなど世界各地の生徒を持っています。さらにインターネットでもレッスンしています。60年前とは比べものにならないくらい世界は広がり繋がっています。今後、さらにインド伝承音楽の未来は大きく広く発展していくのだと実感しています。

6月6日〜14日の来日公演詳細
http://mohsinalikhan-japantour.jimdo.com/全公演日程/