2015年4月30日木曜日

モーシン・アリ・カーン公演 vol .4「インド音楽のボーカルって」

 モーシン・アリ・カーン公演
vol .4「インド音楽のボーカルって」

6月に来日するモーシン・アリ・カーンさんはボーカリストです。

歌手なのですが、

インドのクラッシックなので「声楽家」という感じです。

今から3千年くらい前のヴェーダという哲学・宗教の賛美歌から、古代ペルシャ音楽から、各地の民謡が、融合し洗練され現在に至っているようです。

12世紀くらいから、偉大なスーフィ音楽の音楽家、作曲家だったアミール・クスローによって、ペルシャ音楽の影響を受け、南インドとは違う発展をしていきます。

歌にもいくつかの種類があって、、

「ドゥルパッド」・・・古い形式で、派手な装飾はなく、厳格な形式、サンスクリット語で賛美歌的な歌詞も歌ったりします。

「カヤール」・・・ ドゥルパッドと中世ペルシャ音楽が融合した形式で、「思慮」「イマジネーション」という意味です。華やかな装飾、即興性、詩的でエモーショナルな表現に重点がおかれた形式です。

の2つが重要な古典形式としてあって、 他に、リズミックで威勢のいいタラナ、ロマンティックで甘いテュムリ、スーフィの詩を美しい言語と言われているウルドゥ語で歌うガザルなどがあります。

さらに各地の民謡や映画やテレビなどのポップス、各宗教の賛美歌など、沢山あります。

ちなみに、「インド音楽」というと、すぐヒンズー教の神様をポスターにしたりして、東洋の神秘を煽ったりしますが、北インド地方の古典音楽と呼ばれる音楽は、地理的な条件などで歴史的に長くペルシャやアラブの影響を受けています。もっと古くはアレキサンダー大王の東方遠征とか、、、

なので、特定の宗教に属した音楽ではなく、ヒンズー教のミュージシャンとイスラム教のミュージシャンが一緒に演奏もします。

で、

6月に来日するモーシン・アリ・カーンさんは、「カヤール」形式の歌手です。


 つづく


モーシン・アリ・カーン公演詳細
http://mohsinalikhan-japantour.jimdo.com/









2015年4月29日水曜日

モーシン・アリ・カーン公演 vol .3「インド人をダマす謎の日本人空手マスター」

モーシン・アリ・カーン公演
vol .3「インド人をダマす謎の日本人空手マスター」

モーシンさんの告知用なのに「ダマしネタ」が続きます。

先日、コルカタ在住の日本人に聞いた話。。

インドでは、以外と日本の空手や柔道を習うのが流行っている。。
僕が、いつも滞在している デリーの宿の地下スペースでも柔道教室をやっている。

コルカタ在住の日本人の話によると、空手マスターを名乗る日本人が、通信教育でインド人に空手を教えているようで、当然レッスン代も取ってるらしく、

レッスンビデオもあるらしいのだが、そのビデオでは その日本人空手マスターは教えていないらしい。。

 この状況だけでも謎だらけだが、さらに、

「とあるインド人生徒を師範代にしてやるから、その金を送れ」という話になり、現地の言葉を話せるコルカタ在住の日本人に通訳の話がきた、、、、、

という訳だが、、、

さっぱり分からない、、、

ともあれ、

インド人にダマされる日本人は、他の国からの旅行者に比べ、格段に多いと思うが、インド人をダマす日本人は、この謎の日本人空手マスターくらいかもしれない。。

でも、日本で歌舞伎も能も浄瑠璃も行かないのに、海外に行ったら、途端に「カブキとは、、」とかウンチクを語る芸術家もいるから、、この謎の日本人空手マスターと同じか、、、

もっと詳しく分かったら、また、書こうと思うが、、、本来、このブログは、6月に公演予定のインド声楽のモーシン・アリ・カーンさんの情報発信用に書いてます。

 つづく


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           紹介動画





2015年4月27日月曜日

モーシン・アリ・カーン公演 vol .2「ダマされた旅行者に、さらにダマされる」

モーシン・アリ・カーン公演
vol .2「ダマされた旅行者に、さらにダマされる」

前回からのつづき、、でもあるのかも。
http://yohidadaikiti.blogspot.jp/2015/04/vol-1.html

日本が、その昔、アメリカやイギリスに極端な憧れを抱いていた頃、、「オレの音楽のルーツって、やっぱりアメリカっていうよりイギリスだから」とか、、英語も話せないし、イギリスも観光で1週間くらいしか住んだことのないヤツが、そんな事を飲み屋で語っても「あいつスゲェな」みたいな雰囲気もあったが、、

時は経って、、

沖縄や奄美の人がみんな三線弾いて島唄一日中歌っている訳ではない事は、みんな知ってる様に、、

イギリス人やアメリカ人がみんなロッケンローラーでもないし、黒人がみんなラッパーでもないのを知ってる。

しかし、インドはイマイチ知れてないのと、インド4000年の悠久のウンチクとドヤ顔文化のお陰で、謎は謎を生んでいる。。

伝統音楽、ヨガ、スピリチャルとかにも多い。。

観光客はすぐダマされるので、そんなヤカラは観光地に集まってる。

伝統音楽だと、、、

「オレは名門の流派だから」とか「(有名なミュージシャンを上げて)あいつは何も音楽を分かってない」とか「アレは聴く価値がない」とか、すぐ言う、、、

「立川談志は落語を分かってない」「玉三郎は歌舞伎を知らない」みたいな感じ。。

さらに、定番は「神への○○」「神秘の○○」「悠久の○○」とか、、デカい事をドヤ顔で、すぐ言う。

実際には、「勝手なウンチク」でしかない。

地球の歩き方を片手に安宿を探してる旅行者などイチコロでダマされる。。。

さらに、また、ダマされた旅行者が、日本に帰って来て、飲み屋で「インド4000年の悠久のウンチク」をドヤ顔で語るので、、

『ダマされた旅行者に、さらにダマされる』という恐ろしい構図が、インド系では長年続いている。。。

実際の伝統音楽のミュージシャンは、ライブ、レコーディング、リハーサル、レッスン、移動、ブッキング、オーガナイザーとの交渉、、、、いろんな実務で忙しく、、、インドであっても、もっと現実的です。

つづく、、 

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2015年4月26日日曜日

モーシン・アリ・カーン公演vol .1「なかなかハンサムです」

モーシンアリカーン公演vol .1
「なかなかハンサムです」

なんの因果か、20年も前にインドに行ってしまってから、シタールなど始めてしまって、今に至り、結局、死ぬまで弾くはめになってしまいました。

その頃は、もうすでにサイケデリックでフラワーなムーブメントも過ぎてはいたが、藤原新也や沢木耕太郎に影響されている感じのど根性貧乏旅行者は沢山いた。

それから20年、外国人用窓口で長時間並んで切符を買い、8時間遅れの列車に12時間とか乗る事もなく、さっと自分のラップトップやスマホからネットで予約して、大体インド国内なら2時間前後で行きたい所へ行ける。

で、

来日公演するモーシンアリカーンさん、、実はインドでは会っていない、、

FaceBookから連絡が来た。

実は、FaceBook以外のSNSでも、よく「日本でライブしたい」といメッセージがやって来るが、必ず断る。

理屈と情のダブルで色々言ってくる、、、

大体「日本でライブしたぁ~い、なぜならば!親は有名なミュージシャン、年初より天才と呼ばれ(ドヤッ)、ネェ、プリーズ、お願い~ぃ」みたいな感じ、、、

でも、、

こっちもインドに関わって20年、理屈でも情でも対抗して断る。

今回、同じ様な「日本でライブしたぁ~いを断らなかったのかというと、、、

ズバリ

なかなかハンサムで歌も上手いから、、、、

つづく、、、


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